履歴書は、日本国内で広く用いられている標準形式の応募書類です。ベトナムの自由形式の書類と異なり、履歴書にはJIS規格に基づく定型の様式があり、書店で購入するか、公式サイトからダウンロードして使用します。記入に誤りや漏れがあると、書類選考の段階で不合格となります。
履歴書の構成
上段(個人情報)
- 写真:3×4cm、ビジネス用の服装、背景は白、眼鏡は着用せず、所定の欄に貼付します
- 氏名:カタカナ表記と原語表記を併記します
- 生年月日:和暦を使用します(例:平成8年 = 1996年)
- 現住所:日本またはベトナムの住所を省略せずに記入します
- 電話番号:日本のSIMを既に取得している場合は日本の番号、なければベトナムの番号
中段(学歴・職歴)
- 学歴:高等学校から記入し、入学・卒業の年月をいずれも記載します
- 職歴:古いものから順に、時系列で記入します
下段(その他の情報)
- 免許・資格:JLPT N4、N3などを、合格した年月とともに記入します
- 志望の動機:最も重要な項目です。詳細は後述します
- 本人希望記入欄:特段の希望がなければ「貴社の規定に従います」と記入します
ベトナムの応募書類との主な違い
- 企業から求められた場合は手書きで作成する必要があります(手書きを好む日本の中小企業は今も少なくありません)
- 修正液の使用は認められません — 誤記した場合は新しい用紙に書き直します
- 入学・卒業は年だけでなく月まで記入し、省略しません
- 和暦(平成・令和)と西暦のいずれを用いても構いませんが、全体を通して統一します
志望動機の書き方 — 合否を分ける項目
採用担当者が最も丁寧に読む項目です。基本的な構成は次のとおりです。
- 調べたうえでのその企業の強み
- 自身が提供できる経験・技能
- 長期的な意欲と展望
記入例:
「貴社は食品製造業において高い品質管理で業界をリードしていることに魅力を感じました。私はベトナムで3年間の食品加工の経験があり、その知識を活かして貴社に貢献したいと考えております。長期的に日本で働き、貴社の発展に尽力する所存です。よろしくお願い申し上げます。」
無料で入手できる履歴書の様式
- JIS規格の様式:厚生労働省のウェブサイト(mhlw.go.jp)からダウンロードできます
- 電子版:Microsoft Word、Google ドキュメント(PDFでの提出を認める企業も多くあります)
Nexoraでは、当プラットフォームにご登録いただいたすべての方を対象に、履歴書の作成および添削を無償で支援しています。