日本はベトナム人にとって引き続き主要な留学先の一つであり、5万5,000人を超えるベトナム人留学生が在籍しています(2023年時点)。本記事では、2025年の日本留学の準備に必要な情報を一通りまとめます。
日本留学の主な経路
1. 日本語学校
初学者にとって最も一般的な経路です。
- 期間:6か月〜2年
- 要件:JLPT N5相当(または高等学校卒業のみで出願できる場合もある)
- 学費:年間70万円〜90万円
- 資格外活動:学期中は週28時間まで、長期休業中は制限なし
2. 大学
- 期間:4年(学士)、2年(修士)
- 要件:JLPT N2(英語で開講される課程の場合はIELTS 6.0以上)
- 学費:国立は年間535,800円、私立は年間80万円〜120万円
3. 専門学校
- 期間:1〜2年
- 要件:JLPT N2が推奨されることが多い
- 人気分野:IT、グラフィックデザイン、漫画、調理、観光
- 学費:年間70万円〜100万円
2024〜2025年の日本留学の実際の費用
東京(最も費用が高い)で1年間の場合の目安は次のとおりです。
- 学費:800,000円
- 住居(留学生寮):40,000円 × 12か月 = 480,000円
- 食費・生活費:100,000円 × 12か月 = 1,200,000円
- 合計:年間約2,500,000円(約4億2,500万ドン)
地方(大阪、福岡、仙台)では約25〜30%低く、年間180万円〜200万円程度です。
資格外活動による収入:週28時間、時給1,054円(2024年の最低賃金)で計算すると年間約120万円となり、生活費をかなりの程度まかなえます。
日本留学の奨学金
文部科学省(MEXT)奨学金 — 日本政府
最も権威のある給付型奨学金で、次の内容が支給されます。
- 学費全額
- 生活費:課程に応じて月額117,000円〜145,000円
- 往復航空券
- 出願期限:例年4〜5月
競争は極めて激しく、ベトナムの採用枠は全区分を合わせて年間150〜200名程度です。
JASSO(日本学生支援機構)奨学金
- 月額48,000円(返還不要の給付型)
- すでに日本で学んでおり、成績が優秀な留学生が対象
大学独自の奨学金
慶應義塾大学、早稲田大学、立命館大学など、多くの日本の大学が優秀な留学生向けの独自奨学金を設けており、学費の50〜100%が免除されます。
留学ビザ申請の手順
- 学校と課程を選び、出願書類を提出する
- 学校から入学許可を受け取る
- 学校が出入国在留管理庁に在留資格認定証明書(COE)を申請する
- COEを受領し(1〜3か月)、ハノイの在ベトナム日本国大使館に持参する
- ビザ面接を受け、留学ビザの交付を受ける(2〜4週間)
- 来日し、住民登録および在留カードの手続きを行う
資格外活動に関する重要な注意点
- 学期中は週28時間が上限 — 違反した場合、在留資格が取り消されることがあります
- 夏季・冬季の長期休業中は時間の上限がありません
- 入国後速やかに資格外活動許可を取得する必要があります
- 成人向け店舗、パチンコ店、接待を伴う飲食店での就労は禁止されており、即座に違反となります